乳幼児からの生活習慣について

子供の育ちに必要な基本は、生活リズムが柱になる!

生まれてばかりの赤ちゃんには、生活リズムというものはありません。家庭や園で生活する中で、成長しながらリズムを身につけていきます。
生後4~5ヶ月になると、体に備わっている体内時計が整い、朝と夜の区別がつくようになります。
理想は生後2ヶ月から
朝7時から8時までにはカーテンを開けて太陽の光を浴びさせる。
夜6時から7時子どものいる部屋を蛍光灯ではなく暗めにする。

朝と夜の区別がつくと夜ぐっすり寝てくれて、夜泣きがしづらくなり
お母さまの睡眠もとりやすくなります。

7:30 12:30 14:30 20:30
起床 昼寝 お散歩 就寝
天気の良い日は午前中のうちに1~2時間お外遊び 1時30~2時間 天気の良い日は1~2時間お外遊び お部屋を暗くして寝かせる
暗いのが苦手であれば、豆電球にしてあげる。

現在は、大人型の生活をおくる子どもが寝る時間が遅くなっています。
(夜10時以降就寝する子どもの割合は、2000年では3歳児52%だそうです。※厚生労働省幼児健康度調査)
そうなると、本来なら午前中は前頭葉が働き子どもが最も機嫌が良いはずなのに、あまり体を動かそうとしない、よく眠れないためイライラ、早寝早起きができてないので
お腹も空かず食事が進まない、一度眠るとなかなか目覚めない様子になります。

0歳から体内リズムを作ることは大切ですが、1、2、3歳からでも遅くはありません。
睡眠は、体と脳を休め、この時期の子どもの心と体の発育と発達に大きく関わってきますので、睡眠リズムを整えてあげましょう。