こももぐみだより
未就園児のお子様をお持ちの保護者様をサポートする情報をお届けします。
子どもたちの学習意欲や向上をのばすには
(スタンフォード大学キャロルドウィック教授によると)
脳は筋肉と同じく、使えば使うほど能力がアップします。
そして新しいことを学ぶと脳が成長して、
頭がよくなっていくことが科学的に証明されています。考え方しだいで、能力が伸びる!
・子どもたちの能力は今できるのではなく
経験、学習や努力によって必ず変わります。
子どもたち一人一人の可能性を信じることが大切です。・ほめる時「頭がいいね」とほめるよりどれだけ努力したか
”プロセス”をほめるほうが能力アップに繋がります。・お子様と様々な経験を通し、何か集中できるものを見つけ
一緒に親子で楽しむことが大切です。もっとも大切なことは、規則正しい睡眠、食事を親が常に心がけです。
愛情をかけてしっかり伝えてあげることが大事だそうです。
乳幼児からの生活習慣について
子供の育ちに必要な基本は、生活リズムが柱になる!
生まれてばかりの赤ちゃんには、生活リズムというものはありません。家庭や園で生活する中で、成長しながらリズムを身につけていきます。
生後4~5ヶ月になると、体に備わっている体内時計が整い、朝と夜の区別がつくようになります。
理想は生後2ヶ月から
朝7時から8時までにはカーテンを開けて太陽の光を浴びさせる。
夜6時から7時子どものいる部屋を蛍光灯ではなく暗めにする。朝と夜の区別がつくと夜ぐっすり寝てくれて、夜泣きがしづらくなり
お母さまの睡眠もとりやすくなります。
7:30 12:30 14:30 20:30 起床 昼寝 お散歩 就寝 天気の良い日は午前中のうちに1~2時間お外遊び 1時30~2時間 天気の良い日は1~2時間お外遊び お部屋を暗くして寝かせる
暗いのが苦手であれば、豆電球にしてあげる。現在は、大人型の生活をおくる子どもが寝る時間が遅くなっています。
(夜10時以降就寝する子どもの割合は、2000年では3歳児52%だそうです。※厚生労働省幼児健康度調査)
そうなると、本来なら午前中は前頭葉が働き子どもが最も機嫌が良いはずなのに、あまり体を動かそうとしない、よく眠れないためイライラ、早寝早起きができてないので
お腹も空かず食事が進まない、一度眠るとなかなか目覚めない様子になります。0歳から体内リズムを作ることは大切ですが、1、2、3歳からでも遅くはありません。
睡眠は、体と脳を休め、この時期の子どもの心と体の発育と発達に大きく関わってきますので、睡眠リズムを整えてあげましょう。
1才児にみせたい絵本
「はらぺこあおむし」
作・絵 エリック・カール
訳 もりひさし
出版社 偕成社1才頃はまだ視力が安定していないので、見えやすい距離は30cm程度と言われています。
ですので、はっきりした色やシンプルな形のものが理解しやすいです。♢この絵本の魅力♢
破れにくいボードブックが特におすすめで、子供たちが大好きな穴あき仕掛けページは自分でめくる喜びがあります。
短い絵本の中に、【食事・成長・数・時間】様々と盛り込まれているので、長い期間楽しむことができ、お子様の成長を見守ることができます。
2才児にみせたい絵本
「きんぎょがにげた」
作 五味 太郎
出版社 福音館書店2才児になると、人の声に耳を傾ける習慣がついてきます。
ですので、簡単なストーリーが理解できるようになります。♢この絵本の魅力♢
親子でコミュニケーションをとれるところです。
「きんぎょどこにいったかな?」
「みつけたー!!」
見つけた時の喜びと、その時いっぱいほめてあげることで経験につながり、自分で見つけ出す力や観察力などが養われていきます。